貯蓄用口座を用意しておくだけで、貯金をするのがぐんと楽になります。給料の振込用口座から生活費の出金をするのはOK、貯蓄用口座からの出金はNGというように自分の中で最低限のルールを作っておきましょう。両者の口座を分けることで使ってもよいお金、貯金に回すお金が見える化します。毎月の余った生活費を貯蓄用口座に振込する習慣が身につければ、自然とお金は貯まっていくでしょう。たとえ毎月3000円であっても、1年間貯めれば36000円になります。貯金は一気に貯めようと考えてもストレスが溜まりますから、地道にコツコツと継続することがポイントです。大切なのは貯金に慣れることであり、生活習慣の一部にしてしまえばよいのです。
毎月貯蓄する金額は2万円などと決めておくのが好ましいですが、収入の少ない月だと難しいこともあるでしょう。こうした場合は、1万円や5000円などの少額でもよいので貯金します。貯金をしないことに慣れてしまうと、来月も再来月も貯金できないという状況に陥りやすいです。貯金をするのに無理をする必要はありませんが、甘えを持ってしまうとなかなか貯めることができません。
あとは貯金する意味を明確にすること、いつまでにいくら貯めるのか決めることが重要です。目標を設定しておけばモチベーションアップにつながりますし、節約意識も向上するでしょう。節約する上でのコツは消費と浪費の違いを明確にしておくことです。必要な消費を無理に削る必要はありませんが、浪費に関しては徹底して抑えていきましょう。